統計するにあたって

     1994年1月から2011年12月迄の18年間に当院で施行した外来手術、2,583件(男性;
     1,166件、女性;1,417件)を集計してみました。

     主として保険診療内での手術統計ですので、美容的なレーザー手術は含まれておりません。
     残念ながら、レーザー手術の統計はできませんでした。

     緊急手術※は、一部を除き手術記録がカルテのみになってしまったため、全てを集計する事
     ができませんでした。この為、保険請求をした全手術を統計できなかったこと、ご了承下さい。


手術全体の統計(2011年度版)  (PDF:109KB)

  • 手術件数
  • 男女構成
  • 年齢別件
  • 手術部位
  • 手術内容
  • 年齢統計

各手術の統計(2011年度版)


2011年度の手術統計

    全国の皮膚科・形成外科を標榜している一般診療所が、年間どの位の皮膚・皮下組織の手術を
    しているのか、資料がありません。厚生労働省はきっと把握しているだろうと思うのですが、一般
    に公表されていないようです。このため、当院の外来手術件数の多寡について、あるいは手術の
    年齢層について、全国の診療所との比較検討することはできません。 手術件数は、診療所の立
    地条件・規模や診療時間などによってまちまちでしょうから比較すること自体、無意味ともいえま
    す。従って、この手の手術統計は管理者の単なる自己満足(「ああ、これだけ手術をしたんだ」と
    いうような・・・)に過ぎないのですが、それでも 全国の皮膚科・形成外科を開業されている先生
    方や、これから手術を受ける方々への参考になればと思い、掲載しています。

 2011年度は、計画停電があって手術が思うように進まなかったこと、10月中旬で手術を終了し
 てしまったことにより、昨年・一昨年に比べて手術件数がかなり減っています。
 10月以降は、当方の都合で皆さまに大変ご迷惑をお掛けしました。この場を借りてお詫び申し
 上げます。
    内容として2011年度は、女性(65名)より男性(73名)の方が多く手術をしました。過去に男性
    の方が女性の数を上回ったのは、2001年の1回だけ。まぁ、あまり意味はないでしょう。
    印象としては、男性は若い方(20歳代)が手術をし、女性は高齢の方が手術をした、という感じで
    す。 事実、20歳代では、男性;25名・女性;8名、60歳以上では、男性7名・女性11名でした。
    20歳代に関しては、有意水準1%で有意差ありでした。男性の平均年齢が低かったのはその為
    でしょう。

 統計上ご不明な点がございましたら、「ご意見ご感想」のページから、あるいはメールにてご連絡
 して下さいますよう、お願い申し上げます。

※ 緊急手術とは

  • 粉瘤・皮下膿瘍/血腫の切開排膿
  • 切創時の縫合術
  • 異物穿刺(トゲ抜き)
  • ガングリオンの穿刺術
  • いわゆる'skin tag'の切除術
  • 擦過傷・熱傷時のデブリードマン
  • 爪甲剥離時の抜爪術、 など。

何故、レーザー手術の統計ができないか。

  •   まず、圧倒的に女性が多いので男女
      差を統計してみても面白くない。
  •   手術の種類が少ないので、統計を取
      る意味が不明。

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